てんぐの巣

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クリント・イーストウッドがとにかく格好いい映画『ダーティハリー』の感想

 どうも、てんぐますたーです!

 クリント・イーストウッド主演の名作『ダーティハリー』を見ましたので感想を書いていきます。

 

 

 

 『ダーティハリー』ってどんな映画?

 1971年に米国で制作された、クリント・イーストウッド主演の映像作品。

 サンフランシスコ警察の殺人課の刑事である主人公ハリー・キャラハンは型破りな人物。スラっとした上背のある男性で、シニカルな話口調が特徴的。リボルバーを片手に犯人を追い詰める姿は筆舌に尽くしがたい格好の良さ。犯人検挙の為に法を犯したり、時には拷問まがいのことにも手を染めます。

 ある時、ホテル屋上のビルにあるプールで女性が狙撃されて殺害された。狙撃地点には"スコルピオン"を名乗る人物からのメッセージが残されていた。そこには「10万ドルを用意しなければ黒人か神父を殺す」と書かれていた。

 キャラハン刑事が”スコルピオン”検挙の為に動き出す。

 

 書きたいことをあれこれと

 『ダーティハリー』といえばアクション映画として、また刑事が活躍する映像作品として名作と名高いですが、私は今回が初視聴でした。

 

 本作が公開されたのが1971年ということで、この記事を書いている2019年現在から考えると、かれこれ50年近く前の作品ということになりますね。

 

 クリント・イーストウッド演じる主人公のハリー・キャラハンは皮肉的な言動が目立ち、同僚からは”ダーティハリー(汚れ仕事のハリー)”と呼ばれていますが、レディファーストを忘れない紳士的な一面を持ち合わせており、スラリとした上背のある男性でとても魅力的な人物です。

 犯人を追い詰めたり、飛び降り自殺をしようと試みる人に掛ける言葉からは、理知的な人物であることが浮かび上がっています。

 本作はクリントがリボルバーを片手に走る姿が多い印象を受けましたが、その全てが格好いい。

 

 本作はとにかくクリント・イーストウッドが格好良かったです。全てのシーンが彼のクレバーさを前面に出していて見ていて飽きないのです。

 

 しかし個人的に一番印象に残ったシーンは、意外なことにキャラハン刑事絡みのシーンでなく、”スコルピオン”が子供たちの乗ったスクールバスを乗っ取った所でした。

 ”スコルピオン”はバスに乗り込むと子供たちに気付かれないように運転手の女性を銃で脅し、車を出すように命令します。車が動き出すと、”スコルピオン”は子供たちに歌を歌おうと提案し、自分も一緒になって子供たちと歌いだしました。そうして画面は車内から変わり、彼らを乗せたバスが坂道を走り出す姿が映し出されます。

 このシーンが個人的に一番印象に残った理由は、この映画全編を通して一番狂気じみていて、不気味だったからだと思います。

 本作は”スコルピオン”のことを異常者と呼称する場面が幾度となく登場し、またそれを裏付けるシーンが数多く存在するのですが、おそらくその中でもこのシーンが群を抜いてそれを表現しているのではないかと感じました。

 

 本作は銃弾が飛び交うシーンもあるのですが、なんとなく静かな作品だなという印象を受けました。

 

 なんででしょうね? 

 

 個人的に少しだけ感動を覚えたのが、その銃撃戦のシーンで――上手く言語化できないのですが、あの古い映画特有の銃の音だったり、流血シーンだったりが、もうね、涙腺に来た(笑)

 

 おわりに

 今回は『ダーティハリー』の感想を書きました。

 クリント・イーストウッド格好いいわ!(笑)

 続編も何作かあるらしいので、機会があれば見てみたいと思います。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました!

 また読んでいただけると、これ幸いです。