実際にあった文書偽造事件の映画『ある女流作家の罪と罰』の感想
どうも、てんぐますたーです!
今回は映画『ある女流作家の罪と罰』を見ましたので感想を書いていこうと思います。
『ある女流作家の罪と罰』ってどんな映画?
本作はメリッサ・マッカーシーが演じるリー・イスラエルの自伝が原作の2018年に米国で制作された映画作品です。
日本では劇場未公開の作品(!)だそうです。
経済的に困窮しているベストセラー作家のリー・イスラエルが、ひょんなことから文書偽造に手を染めます。本作は彼女の文書偽造に関する事件に関する一連の出来事の顛末を描いた作品です。
書きたいことをあれこれと
本作品の印象を一言で表すなら「痛快」という言葉が適当だと思います。
経済的に困窮しているベストセラー作家が、タイプライターを用いて、著名人を装い手紙を書き、その手紙はクオリティが高すぎて誰も偽物だとは疑わない。結果、彼女は金を得る。
まさに「痛快」の一言に尽きます。しかし映画全体にどこか陰鬱とした雰囲気が常にまとわり続けているのです。それは、主人公が孤独を抱えていて、誰にも理解されない人であったためかもしれません。
実際にあった出来事を元にした作品ということで、レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』がぱっと思い浮かんだのですが、雰囲気はその
対極に位置しています。
特別に派手さのある作品ではないのですが、堅実な作りで痛快かつ皮肉の利いたインパクトのある良作に仕上がっていると感じました。
おわりに
今回は『ある女流作家の罪と罰』の感想を書きました。
本当は書きたいことがまだまだ沢山あるのですが、その全てが盛大なネタバレになるので、この記事を書いている最中はずっと下唇を噛み締めていました。
最後にこれだけは言わせて!(笑)
最後のシーンが本当に最高でした!
作品の全てが詰まっているシーンだといっても過言ではないです。
機会があれば、是非ご自身の目でそのシーンを確かめていただきたい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また、次回も読んでいただけると、これ幸いです。