むしろどこが見所か教えてくれよな映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の感想
どうも、てんぐますたーです!
最近は季節の変わり目のせいなのか、体調があまりよろしくないです。
まあ、どんなに体調が悪くても映画は見れるしゲームもできるので、そんなに気にしたことではないですね。
というわけで、映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』を見た感想を書いていきます。
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』ってどんな映画?
2018年に公開されたホラー映画。
実話を基にした作品で、題名にもなっているウィンチェスターハウスは、幽霊が出るお屋敷ということで有名らしいですよ。
精神科医の主人公が、鉄砲会社の偉い人に「あそこの屋敷に未亡人がいる。あれ我が社の大株主なんだけど、なんや幽霊がどうとかで気に食わんから、精神的に錯乱しているっていう診断書作ってね」ってお願いされて、未亡人のお屋敷ウィンチェスターハウスにのこのこと出向き、おっかない目に合う映画。
書きたいことをあれこれと
本作の主人公である精神科医は度々、「恐怖とは無意味なことである」という主張を繰り返しているが、制作陣はこの作品こそが無意味なモノそのものだと思わなかったのか、とても興味が惹かれる。
この作品が私の認識通り、ホラー映画であるとするなら、人々を恐怖に陥れるシーンは精々ひとつか、よくてふたつである。むしろ、この作品をホラー映画と表現することこそが一番の恐怖である。
正直、この作品の楽しみ方が私にはわからない。
しかしながら、私はこの作品を二日間で4回見た。もしかしたら、私がこの作品を楽しめないのは、この作品には私が気付いていないだけで、ホラー要素以外にも、何かしら高尚なものが潜んでおり、むしろその高尚な何かこそが本作品で描きたかったものであり、そこを見落としているからこそ、この映画作品が駄作に思えて仕方がないのだという楽観的な考えを捨て去れなかったのだ。
しかし、見返せば見返すほどに、私はこれが退屈な作品であるという確信を深めていった。
この作品が退屈な理由は恐怖演出と、それ以外のシーンとの比率が悪いことに尽きる。
この作品を一言で言い表すなら、「ホラー風味の散歩」である。
気持ちのいい午後の昼下がり、あなたは自分の好きなテンポで散歩をしている。しばらく歩いていると、向こう側からポメラニアンを散歩中の魅力的な異性がやってくるのが見えた。あなたは挨拶でもしようかしらと考える。あなたが、その異性に声をかけようとした瞬間、突然に、ポメラニアンがあなたに敵意を剥き出しにして脛を噛んできた。
イメージとしては大体こんな感じ。
悲しくなるね。
おわりに
今回は『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』を見た感想を書きました。
もうね、屋敷よりも、この映画が呪われればいいのにね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また見ていただけると、これ幸いです。