20年前の双子の殺人事件に挑む映画『特捜部Q キジ殺し』の感想
どうも、てんぐますたーです!
今回は映画『特捜部Q キジ殺し』を見たので感想を書きます。
『特捜部Q キジ殺し』ってどんな映画?
2014年にデンマークで制作・公開された作品。原作は同名小説。映画『特捜部Q』シリーズの二作目。
未解決事件の再捜査を行う部署「特捜部Q」に所属している刑事カールの元に、謎の男が押し掛けてくる。男はカールに二十年前の双子の兄妹が殺害された事件の再捜査を依頼した。しかしカールは男の言動がおぼつかないこともあり、相手にしなかった。翌日、その男が浴室で手首を切って自殺した。男の部屋にはカールに宛てた二十年前の事件の資料が残されていた。責任を感じたカールは、相棒のアサドと共にこの事件の再捜査を始める。
書きたいことをあれこれと
とにかく性描写が多くてびっくりした。
普段はあまり性描写の多い作品を見ないので、どことなく後ろめたい気持ちで映画を見ていましたが、そのシーンが安易に差し込まれているわけではなくて、しっかりと意味を持ったまとまりになっていたことが印象的でした。
ミステリー作品なのですが、芸術作品の側面も持ち合わせていたと思います。
本作の根底には”愛”があるのだと強く感じた。
”愛”という言葉は日本人であれば、相手に対するポジティブな気持ちを表すものであるという風な共通認識を持っているはずだ。しかしながら、そのカタチは人それぞれで共通の枠の中に納まるものではないだろう。
本作はその”愛”のカタチにスポットライトを当てている作品で、映画を見終わった後に、そこに残るのは”愛”だけである。
ビートルズの『All You Need Is Love』を聞きたくなったけど、なんとも皮肉的で、この映画の雰囲気とは噛み合わないと思った。
おわりに
今回は映画『特捜部Q キジ殺し』の感想を書きました!
最近ノートパソコンとテレビを繋げることのできるHDMI端子(?)とかいう紐を買ったので、そこそこ大きめの画面で映画を見れて幸せだった。
性描写が多いのでご家族で見る場合は気を付けたほうがいい。私は母親のいる居間で大音量でこの映画を見たが、集中していれば大して気まずさなどは感じないだろう。
母親は前作を見ていないが、楽しめたようだ。
最後まで、読んでいただきありがとうございます!
また読んでいただけると、幸いです。