人魚とはいったい……な映画『黒人魚』の感想
どうも、てんぐますたーです!
映画『黒人魚』を見ましたので感想を書いていきます。
『黒人魚』ってどんな映画?
2018年にロシアで公開されたホラー映画。日本では2019年に公開されました。
ロシアの湖に住んでいるスーパー人魚が、愛を求めて主人公の恋人の男性を湖の底に連れ帰ろうと試みるも、やらせねえよ! って主人公の女性とその周りの人々に邪魔されるお話し。
書きたいことをあれこれと
日本版のタイトルが『黒人魚』ですから、「ああ、人魚のお話しなんだなあ」と思われるかもしれませんが、本作には、おそらく一般的に想起される人魚は登場しません。
本作の原題は”RUSALKA(ルーサルカ)”となっていて、これはスラブ民族に伝わる水の精霊を指しているそうです。
まずタイトルからして、作品に対するイメージが変わってきますよね(笑)
本作の人魚とされている女性は本当に万能で、水のある場所ならどこにでも姿を現しますし、イタズラで登場人物を怯えさせますしでもう、やりたい放題。そもそも、陸を好きなように歩き回る足を持っていますし、水中では足がヒレに代わるのかと思えばそうでもないので、人魚を見たいがために本作を見ると肩透かしに合います。
転じて、この作品がルーサルカのお話しであるとするなら、合点のいくものになっているかと存じます。
面白かったよ。
面白かった……。
いや、面白かったか?
面白かったとは思うのですが、特に印象に残るシーンなどはなく、普通だったなという印象。
おわりに
今回は映画『黒人魚』の感想を書きました。
なんだろう、圧倒的にタイトルの訳し方に問題がある作品だったなという思いが強く心に残りました(笑)
人魚として見たなら「ははっ、ウケる」と吐き捨てたくなりますが、ルーサルカとしてみるなら納得のいく作品なのだろうと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また読んでいただけると、これ幸いです。