汚い仕事専門弁護士の映画『フィクサー』の感想
どうも、てんぐますたーです!
映画『フィクサー』を見ましたので感想を書いていきます。
『フィクサー』ってどんな映画?
2007年の米国のサスペンス映画。
マイケル・クレイトンは米国最大の弁護士事務所の最も汚い仕事を専門に取り扱っていた。自分の将来の不安から、マイケルはレストランの開業を目論むが、頓挫した。彼に残されたのは将来の不安と、莫大な負債だけだった。そんなとき大手企業の集団訴訟を担当していた、弁護士事務所内で最高の弁護士が不祥事を起こした。そしてあろうことか、その弁護士は相手側に寝返った。マイケルはこの事実をもみ消そうと暗躍を始めるが、次第にこの集団訴訟に隠された真実に近づいていく。
書きたいことをあれこれと
物語の中盤を冒頭に持ってきて、そこに至るまでの出来事を遡って物語の確信に迫っていく本作は、物語の内容としては「危険物質の検出された農薬に関する事実をもみ消そうとする人々と、それを白日の下に晒してやろうとする人々」という簡単な図式だが、それをどうにかこうにか小難しく見せることで、少しだけわかりづらい作品になっていると感じた。
コンロの火のように盛り上がるまでにしばし時間のかかる映画だが、全編を通して描かれるジョージ・クルーニー演じる”フィクサー”マイケル・クレイトンの鬱屈とした現状の不満や、将来への不安などからくる感情の機微は見ごたえがあった。
個人的には一回見たらしばらく見なくてもいいかなとは思ってしまう。
おわりに
今回は『フィクサー』の感想を書きました。
登場人物たちの感情の機微が丁寧に描かれていて見ごたえのある映画だと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また読んでいただけると、幸いです。